毎回言っていますが、今回の空間の授業は、本当に毎日がプレゼンの
ような生活です。いつ、どこで先生に指名されるのかが分からないので、
毎回準備をしなければなりません。
その中でも大きなプレゼンが数回あり、その内の一つを本日迎えました。
「コンセプトとアイディアは、とても面白いけれど、この素材はちゃんと
活かされていますか?この素材でなければいけませんでしたか?」
この質問が一番きつい。
「例えば、紙とかでは出来ませんでしたか?」
とも言われた。私の設定したシナリオでは、紙はNGなのですが、
例え紙を使用していたとしても、先生は同じ事を言うのではないかと思うのだ。
私の中では、その素材や形を活かしたものにはなっていたとは思うのだけれど、
その素材でないと必ずしもいけないという訳ではなかった。
そもそも、既に何かの目的で作られた容器を使用して空間をデザインするのに、
この素材で、この形でしかなり得なかった、というものはとても難しい。
飲み物を入れるのに、パックかペットボトルとか、色々あるように、
色々な方法や形があるのだ。
だからそこをつかれると、もう何も言えない。
そして、先生は答えを言わないし、教えてもくれない。
それは、私たちに考えて欲しいから。
それで、今振り返り、何がいけなかったのか考え、つまりは
反省しているのだが、結局の所、与えられた時間や制約の中での
限界だったのではないかと思うのだ。勿論、その質問に答えられるだけの
考えを用意出来なかった自分が悪いし、そもそもコンセプトを重視して、
構造を第一に考えなかった事がいけなかったのかもしれません。
だから、凹みます。